寺嫁になってから彼岸に思うこと・・

まずお彼岸とは

お彼岸は春分・秋分の日を中心に前後3日、計7日間の事をいいます。

私のお寺の彼岸会は既に終わり、彼岸会に来られなかった檀家さんがお墓参りに行く際のお塔婆を取りに来られるのでその対応をする日々です。

これが地味に大変で、いつ檀家さんが来られるか分からないので1日お寺を空けられない日が1週間続くので日々の食材もお彼岸に入る前にできるだけまとめ買いをしたり

夫が仕事と仕事の合間で居るタイミングがあったらその時急いで不足分を買いに走ったり。

子どもたちも祝日や週末でもどこにも連れて行ってあげられないのでいつも実家の父や母が1日だけでもとどこかえ連れてってくれます。ありがたい・・・感謝。。

みなさんはお墓参りに行きましたか?

私の実家はお墓を持っていないので夫と結婚するまでお寺の行事というものを何も知らずに育ちました。

そんな私がお坊さんの夫と結婚して12年。

寺の嫁となって4年目の私が感じること

1年目2年目は、檀家さんの名前と顔を覚えたり、1年の流れを把握したり、寺の行事をそつ無くこなす事、まだ手のかかる年齢の2人の育児に、娘のリハビリに日々精一杯でした。

ですが徐々に子どもたちも成長し娘のリハビリや通院回数も減り

お寺での生活にも慣れて色々と気持ちに余裕が出来てきました。

お盆やお彼岸がくると1人でお風呂に入ってるときや、料理をしている時に祖父母との思い出を思い出す事があります

私たちを見守ってくれていた暖かい眼差しを思い出したり、

祖父母宅に泊まりに行ったこと

一緒に旅行へ行ったこと・・・

大きくなってからはなかなか祖父母に会いに行ったりも出来ていなかったなぁ。

もっと顔を見せにいってあげれば・・電話でもいいからしてあげたら良かったなぁと思います。

私の中でお盆や彼岸を感じる生活になったことで、お墓参りいきたいなぁと思う気持ちが湧くように

きっと若い頃だと、「暑い」とか「友達との予定がある」とか言っていたと思いますが

子どもを育てていくなかで、孫と祖父母の関係は親子とはまた違う絆を感じます。

今は時代の流れとして「お墓を持つのは煩わしい」「管理がたいへん」「残したら子ども達の負担になる」と墓終いがブームのようになってしまっていますが、私自身は手を合わせられるところがお墓でも永代供養墓でもあると言うことは素晴らしい事なのになぁと思います。

おじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、ご先祖様はいつでも孫や息子娘が会いにきてくれる事きっと喜んでくれると思います。

またそれがきっかけで親戚同士が集まれるのも素敵な事だと思います。

暑さ寒さも彼岸まで

一昨日は雨がまとまって降ってくれたので午後は庭の草抜きがはかどりました。

室内は湿気を感じていたのですが外は風もあったので涼しく感じました。

汗だくにならない庭仕事をできたのはめちゃくちゃひさしぶりです。笑

一昨日までは朝から晩まで残暑が厳しかったけれども見上げた空はすっかり秋の雲でした。

昨夜から久しぶりにクーラーを入れずに眠れるように。

気温も急に秋めいてきました。

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