入院1週目の様子
入院したてはまだしんどさがあったのだと思いますが、乳児のように起きてしばらくしては寝てを繰り返してしていました。
入院当初は自分で座位を保つことが出来なくなっていたのですが1週間の間に少しづつですか座位を保てるようになったり
食欲も出てご飯をしっかり食べられるようになったり
日に日に元気になっていく様子がありました。
コロナ禍で面会はできず付き添いも原則1人だっったので1度だけ夫と付き添いを変わってもらって数時間だけ自宅に必要なものを取りにもどりました。
たった数日の入院なのに外の空気の清々しさや、久しぶりの自宅や息子に会えたとき涙がポロポロでてきました。
全部夢だったらいいのに・・と何度も思いました。
でもこれが現実で、次はいつ自宅に戻ってこれるのか、
いつまで入院が続くのか何も決まっていない状態だったので病院へ戻るのがすごくいやでした。
自宅から病院へもどり、娘も久しぶりの父親との時間を楽しんでいたようで
夫も娘の元気になっていってる姿をみれてホッとしていたように思います。
クリスマスのある週だったので準備していたプレゼントを自宅から持ってきてクリスマスの朝枕元に置いておきました。
朝目覚めてプレゼントに気付くと満面の笑みで「サンタさん、エルサ」とはっきりとは喋れないものの近い音を発してとても喜んでいました。
病室に大きな窓があったので娘はそこからサンタさんが入ってきたと今でも思っています。笑
小児病棟に入院していたので、プレイルームがありそこで遊んでてもいいですよと先生の許可も降りたのでそこでおままごとしたり人形で遊んだり
使える左手を点滴につながれているのでなかなか自由には遊びにくそうでしたが親子ともにリフレッシュできる時間でした。
病棟保育士さんも、娘に粘土を持ってきてくれたり歌遊びなどで遊んでくださったり
PTさんのリハビリもはじまりました。
入院生活にも慣れてきたのか看護師さんや先生にもニコニコしてくれていましたが、やっぱり言葉はなかなかでてきませんでした。
入院2週目
入院2週目になるころには少しずつ体幹が戻ってきだして一人で柵にもたれて座っていられたりできるようになっていました。
ただバランスを崩してしまうと横に倒れてしまうようなかんじです。
倒れると自分で声をだして教えてくれていました。
この頃には体力的にもだいぶ回復してきていたのか昼寝は通常の1回程度するかしないか位になくなりました。
右側の顔面麻痺も2週目頃から段々良くなっていき表情が戻ってきました。
年末も近かったので先生が「できれば年内にお家へ戻れるようにしましょう!」と
最後の血液検査や確かCTも撮影したように思います。
娘と早くお家に帰りたいね!!と話していたのを覚えています。
また退院後のアフターフォローやリハビリ先の紹介も探してしてくださったり、市の子ども支援室との連携やカンファレンスもしてくださいました。
退院
検査結果も良好だったので12/28に無事退院することができました。
退院の話が出だしてから娘に、「退院したら何がたべたい〜?」とリクエストを聞いていたマクドのポテトを帰りに買ってかえりました。
それはそれは、美味しそうに食べていたのを今もはっきりと覚えています。
病院食には、なかなか子どもが喜ぶものが出てくるわけもなく娘はただただ空腹を凌ぐために食べていたと思います。
退院が決まってから娘の座位を保つために何か準備してあげないとなぁ〜思っていましたが
そんなの必要ないくらいしっかり座位を保てるまで体幹がしっかりしてきていました。
ただこの時にはまだ
”なぜ娘は脳梗塞が起こってしまったか”の原因がわかっていませんでした。
過去に水疱瘡にかかった子が脳梗塞を起こしたことがあるという報告はあったそうなのですが、娘は予防接種2回済んでおりそれが原因ではないということでした。
退院は嬉しかったのですが、原因がわからないので不安でいっぱいでした。
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