帰宅
2週間と少しの入院生活が終わり退院出来ることになりました。
午前中に退院だったので娘に「お昼ごはん何がいいかなぁ〜?」と娘の好物を私が言っていくとポテトで大きく頷いたので帰り道にマクドナルドがあったので買って帰る事に。
自宅に戻るとホッとしたことを覚えています。
入院しているおじいさんやおばあさんが自宅に戻りたいと言う話をよく聞くのですが、その気持がとても分かりました。
娘は早速ポテトを食べてほっぺたに手をもっていって美味しいを表現してくれていました。笑
2週間全然子供向きのメニューではない入院食ほんとよく我慢して食べていたと思います。
久しぶりの我が家、久しぶりの家族4人揃って過ごせるなんてこと無い時間
台所に立ってご飯の支度をしたり洗濯したり部屋を整えたり・・当たり前ができる幸せをものすごく感じていました。
お正月があけると
退院したのが12月28日だったのでそこからお正月はゆっくりと過ごしました。
今の娘の生活に必要になりそうな洗い場に置くバスマット・浴槽の中で滑らないようにする滑り止めマットなどを買い揃えたりもしました。
1月5日から訪問リハビリの方が早速来ていただける事になりました。
初めは、PTとSTで各週1回来てくださいました。
PTの先生とは風船を使って遊んだりSTの先生とは絵本を一緒に眺めて色んな言葉を引き出そうとしてくださっていました。
この頃の娘は立って歩く事が出来ないのでお尻と左手左足を上手く使ってするように移動し
言葉もよく使う言葉は聞き取れるようになっていましたが
文章になるとなにを言っているのかわからない感じでした。
お正月休みも開け幼稚園へ娘と一緒に行って今の娘の様子を見ていただく事になりました。
入院して以来久しぶりの大好きな担任の先生にあえて嬉しいけど何だか気恥ずかしいような素振りを見せていました。
主治医の先生からも、娘は再登園出来るのであればそれが1番のリハビリになると言って頂き入院中に幼稚園の先生方に向けて娘の現状なども伝えてくださっていたので
副園長先生も「幼稚園に来ることがOOちゃんのためになるのなら!」と冬休みm中あちこちに掛け合ってくださっていて1月中旬から再登園出来る事になりました。
その時も、幼稚園の先生の迅速な対応にほんとに感謝の気持ちでいっぱいだったのですが
今思っても、あの時すぐに再登園できたのおかげで今の娘の回復があると感じています。
その頃の娘の様子
お正月も開けて徐々に日常に戻りつつあり、娘も毎日元気に家で遊んだり
歩行は出来なくなってしまっていたのでベビーカーに乗せて外へお散歩に行ったりして過ごしていたのですが
やはり自分の言葉や思いが伝わらない事に苛立つ事が多くなってきました。
よく使う言葉は比較的聞き取りやすいのですが、それ以外の言葉はほぼ意味がわからなくて単語単語から推測しようとするのですが、間違え続けると癇癪をおこしていました。
そしてもともと幼稚園が大好きで1度も行きたくないと言ったことがなかったのに
再登園出来るようになったことを伝え、「嬉しいなぁ〜」と私が言うと首を横に振って行きたくないという意思表示をしていました。
娘も娘なりに色々と以前とは違う自分になってしまったことに落ち込んでたり、お友達に会いたくないという思いがあったのではないかと思います。
リハビリの先生も、大人で娘と同じような症状になってしまうとあまり外に出歩かなくなったり人に会おうとしなくなるとおしゃってました。
娘の気持ちもわかったので、もう少し自宅にいさせようかとも悩んだのですが
自宅に引きこもっていても何も進まないし、これから沢山の困難や壁にもぶつかるであろう人生
こんな事で立ち止まってる暇はない!と思い直し翌週から登園する事に決めました。
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